書作制作の現場からNo.2

平成13年4月15日(日)

東十条ふれあい館 9:00〜21:00

 

 

<WindowsONLY-movie>

自信あってこそ、己を満たす

「なんかまた風邪なんですよ」これ私。

「また4時間しか寝てない」これ先生。

 またしても同じような会話でスタートしました(笑)。なんか作品制作で会う度お互い調子が悪い。先生はいつも3・4時間しか眠れず、私は体調が悪い(笑)。

 さて、今回も6尺×3尺=約182cm×約91cmの紙を使用。楷書大字2字1作のみ。いつもよりペースはローペース、どうも調子が出ない様子。しかし、時間が進むにつれ、次々に先生の納得のいく作品が仕上がる。

先生「これが一番いい」そして書く・・・

先生「これの方がいい」そして書く・・・

先生「おーこれが一番」そして・・・

まるで「アメリカ映画の本年度No1映画!」みたいに次々とNo1が入れ替わる(笑)。しかし、こんなことは先生の場合珍しい。

先生「私は疲れていた方がいい作品が書けるみたいだな〜」 

「なるほど」と私。先生は私から見てもあらゆる面で常人よりパワフルだ。しかも余りある程に。しかし、それがかえって作品を駄目にすると以前おっしゃってた。今回は、疲れの余り意識が飛んだ時、本日の最高傑作が生まれた。先生も「これはいい」と絶賛。(しかもそれが2作も出た)

 そんな中、先生の高校時代の話が出た。話を聞く限りでは恐ろしく生意気だ!(笑)。例えば、書の授業では、先生の書を見て「これを手本にするの?こんな下手な字を手本になんか書けないよ」みたいな状態。書の先生も顔真っ赤にしてプルプル震えたとか。当時を振り返り先生はこう言う。「相当な自信だったんだろうね。」更に付け加えて「でも自信がなきゃ、こんなことやっていないよ。自信があるからやれる。それは何であっても言える。自信は無いよりあった方がいい。結果はおのずとついてくる」と言った。確かにそうかもしれない。